「ナイアシンアミド」は、エネルギー産生や脂質・アミノ酸の代謝に関わっている水溶性のビタミンB3であり、美容や健康への効果が期待できる栄養素「ナイアシン」の一種です。
ではその「ナイアシン」とは何でしょうか?
ナイアシンとは「ニコチン酸」と「ニコチン酸アミド」の総称。
ナイアシンの名称は、ニコチン酸がタバコに含まれる有害物質「ニコチン」と誤解されるのを避けるために名付けられました。ニコチン酸に害はありません。
確かに間違えそうになりますね。害がないなら安心ですね!
化粧品に用いられているほか、医薬部外品としても使われています。
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間に位置し、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が一定量配合されている製品を指します。
2007年には医薬部外品美白有効成分として「ニコチン酸アミド」が厚生労働省に承認され、2018年頃には医薬部外品シワ改善有効成分として「ナイアシンアミド」が承認されたことで、美容業界から大きな注目を集めることになります。
医薬部外品から美容業界に参入してきたんですね!目の付け所がいいですね!
また、食品からも摂取することができます。
ナイアシンは、魚介類、肉類、きのこ類、穀類に多く含まれています。
また、酵母、牛乳、緑黄色野菜、豆類など幅広い食べ物にも含まれています。
では、ナイアシンアミドにはどういった効果があるのでしょうか?
⓵紫外線ダメージから肌を守る
紫外線は、直接DNAに損傷を与える(直接的ダメージ)と同時に、活性酸素を生成することでDNAに損傷を与える(間接的ダメージ)ため、肌への大きなダメージとなります。
「ナイアシンアミド」は活性酸素によるダメージを抑制し、DNAの修復を促進するため、紫外線ダメージをダブルブロックすることができると考えられます。
ダブルブロックは心強い!頼りになるボディガードがいるみたいです!!
②抗酸化作用・シワ改善
紫外線は、DNAやたんぱく質、細胞などにダメージを与え、肌老化を引き起こす活性酸素を生成させます。
「ナイアシンアミド」は、酸化防止剤として活性酸素の生成を除去する効果があります。
このことにより、細胞へのダメージを軽減させ、健康的な肌を保ちます。
肌のコラーゲン生成を促進し、奥から肌を押し上げ、シワを改善します。
これで肌のハリとシワを防止でき、もちもちの肌に♪
③メラニン生成の抑制・美白
美白ケアの医薬部外品の有効成分として承認を得ています。
シミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑えるはたらきと、 メラニンを肌表面へ輸送するメラノソームのはたらきを阻害する”色素沈着抑制作用”があります。
メラノサイトで発生するシミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える。
同時に表面へのメラニンの輸送を阻害することでシミやそばかすを防ぐ。
④肌荒れの抑制
抗炎症作用により肌の赤みや乾燥を軽減します。
⑤ニキビ予防
皮脂分泌の正常化で毛穴のつまりを軽減し、適切な水分量を保つことでニキビを予防します。様々な美容効果が期待できるナイアシンアミドは、水に溶ける水溶性なので、クリームタイプだけではなく化粧水や美容液にも含ませることができます。
ナイアシンアミドのコスメ選びのポイント!
まずはパッケージの裏や公式ウェブサイトをチェック!
医薬部外品の有効成分として「ナイアシンアミド」と表記されているか確認しましょう。
効果が認められた成分を規定量配合している証なので、手応えのあるスキンケアが期待できます。
また、「ナイアシンアミド」はゆっくり肌へ働きかけ続けることで効果を発揮するため、じんわりなじませることのできる高保湿アイテムを選ぶのがおすすめ♪仕上げに優しくハンドプッシュして、しっかり浸透させよう!
ここでおすすめするのがこちら!
・オールインワンなので楽にケアできる
・美白有効成分配合で、シミを予防する
・潤いのあるツヤ肌に導く
1品3役 化粧水+美容液+乳液。 1本で済んでしまうのは驚き!!
ただ、使ってはみたものの、お肌に合わなかった・・・
「ナイアシンアミド」が合わない人のケース。
・ピリピリ、ひりひりする。
・赤みがでた。
・ニキビができた。
・肌荒れした。
・かゆみがでる。
お肌に合わない人もいるでしょう。こういった副作用が出た方は、控えましょう。
3/27追記
まとめ
いかがでしたでしょうか?
話題の「ナイアシンアミド」の配合されているスキンケア商品を使い、
美容の上級者を目指しましょう!
今後も最新情報やお得な情報なども更新していきますので、楽しみにお待ちください♪
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