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【フランキンセンスの香り】イライラや不安があるときに!

こんにちは!ついに関東でも30℃越えがやってきました!一気に暑くなり、夏って感じですね!前橋では最高気温35℃以上になり猛暑日になる模様です!熱中症には十分お気を付けください!水分補給!

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今回は「フランキンセンスの香り」についてご紹介します。香水やアロマ、ヘアケアなど神聖な香りと表現されることの多いフランキンセンスは、様々な商品として販売され、皆さんの安らぎの香りとして届けられています。香りでよく耳にするアロマは、副交感神経系の機能亢進によるリラックス効果を発揮しており、最近では、アロマの中に抗不安作用、鎮静作用、抗うつ作用などのストレス軽減効果を有するものがあることが明らかにされつつあります。

そんな「香り」は人にとって良い効果をもたらします。今回は「フランキンセンスの香り」をご紹介しますので、日常生活の中でフランキンセンスを活用してもらえたら嬉しいです。


目次


樹脂系精油の種類

ベンゾイン


樹脂系精油、ベンゾインとは?

別名「安息香」と呼ばれ、ベンゾインは東南アジアの熱帯雨林に育つエゴノキ科のアンソクコウノキと呼ばれる木の樹脂の精油です。

主な産地はインドネシアやタイ、ラオスなど。

ミルラ(没薬)やフランキンセンス(乳香)などと同様に、宗教の儀式で悪霊を追い払うと信じられ使われていました。

ベンゾインはバニラのような甘いまろやかな香りが特徴です。

ベンゾインなどの樹形の精油は粘性が強く、香りがなくなるまで時間がかかります。


ミルラ

引用:ヴェレダ

ミルラは、ソマリアやエチオピアに育つカンラン科の低木です。

トゲの生える樹皮に切り込みを入れて、にじみ出た樹液を乾かして赤褐色となった樹脂のことをミルラと呼びます。別名「マー」や「没薬」(もつやく)とも言うのですが、こちらの呼び名の方でピンとくる方も多いのではないでしょうか?

ミルラには防腐の働きがあり、古代エジプトではミイラづくりのために使われていたと言われています。ミイラにする人の体から内臓を取り、そこにミルラを詰め込んで腐敗を防いだそうです。このことからミルラはミイラという名称の語源となったとも言われています。

ミルラの香りは、ひと言で表すのは難しいくらいとても複雑です。

最初はややスーッとした清涼感があります。しかしその直後に、ムスクに似たやや濃厚なアニマリックノート、そして柔らかくミルキーな甘さが加わり、同時に遠くではスモーキーなお香のような香りが存在するのです。


エレミ

引用:アロマ時間

エレミはフィリピン、マレーシア、インドネシアなどの熱帯に生息するカンラン科の植物です。30m程まで成長します。精油は葉が発育し始める雨期の時期に、樹皮を傷つけ樹液を採取して作られます。


フランキンセンス

『新約聖書』の中でイエス・キリストの誕生の際に黄金・ミルラとともに捧げられたと言われているカンラン科の植物です。古くからギリシャやエジプト、ローマなどの人々によって宗教儀式の薫香に用いられてきました。

心を落ち着かせてくれる優しく甘く深みのある香りです。


フランキンセンスの香りの効果


フランキンセンス


心への効能

フランキンセンスは、心の滞りをなめらかにし、心に静けさをもたらす作用があります。そのため、イライラや不安、心の乱れを落ち着かせてくれます。そして、世俗的なものに縛られてしまった感情や忘れられない過去から解放させてくれ、自己を高める手助けをしてくれます。呼吸を深め、心を静かにさせ、集中させるので、瞑想やヨガにも向いています。スピリットの世界へつながる香りとも言われています。


体への効能

呼吸を深めるので、胸部の緊張を解いてくれます。それは免疫力の向上や、喘息・気管支炎などの呼吸器系の不調改善に役立ちます。また、神経系も鎮静させながら緩やかに強壮する、優れた機能があります。それは抗鬱や、鎮痛作用につながります。リウマチ、腹痛、月経痛などにいいと言われています。


美肌効果の高さでも注目されるフランキンセンス。古代エジプトでは若返りのパックの原料に使われていたともされ、収れん作用や抗炎症作用、抗菌作用など、肌に良い作用がたくさん。

とくにしわ・シミ・たるみなどを予防するエイジングケアに優れた効果が期待できます。

さらに、傷の回復を促す作用を持つフランキンセンスは、肌荒れやあかぎれ、傷跡のケアにも役立ちます。


空気清浄

抗菌・抗真菌作用をもつフランキンセンスは、空気清浄にも役立ちます。お部屋の空気が気になるときに、アロマディフューザーなどで香りを拡散してみましょう。

森林の空気に含まれるα-ピネンやリモネンを多く含むため、森林浴効果も期待できます。レモン、ユーカリ、ラベンダーなどとのブレンドもおすすめです。


皮膚への効能

肌に対してはアンチエイジング効果が優れています。しわ、たるみをなくし、皮膚の再生を活性化してくれます。


フランキンセンス精油の使い方


不眠、心の平穏に


不安や考え事で眠れない、心が落ち着かない…。そんなときには、ティッシュに香りを含ませて枕元や自分の近くに置いてみましょう。穏やかな香りに包まれて、気持ちが落ち着いてきます。ホホバオイルなどの植物油に混ぜて、アロマバスや香油にするのもおすすめです。


フランキンセンス … 2滴

ネロリ or ベルガモット … 1滴


咳を和らげるアロマジェル


咳がつらいときには、鎮咳作用や抗菌・抗ウイルス作用の期待できるアロマオイル(精油)をブレンドしたジェルを作り、胸元などに塗布してみましょう。


フランキンセンス … 2滴

サイプレス … 1滴

ラヴィンツァラ(or ユーカリ・ラディアタ) … 3滴

中性ジェル … 10g


エイジングケアの美容オイル


肌によい効能をもつフランキンセンスは、スキンケア効果も抜群。エイジングケアには、ネロリやローズとのブレンドがおすすめです。肌がふっくら柔らかくなって、透明感も。くすんだ肌に輝きを取り戻せる、大人女性のためのビューティレシピです。


フランキンセンス … 2滴

ネロリ or ローズ … 1滴

アルガンオイル … 15ml



まとめ


いかがでしたでしょうか?

香りも必要に応じて使う場面があります。気持ちを落ち着かせたいとき、お肌を守りたいとき、咳を治したいとき…自然の力が人に役立つときがきっとあります。

衣類やマスク、ハンカチなど身近なものにフランキンセンスをスプレーでつければ、いつでもいい香りがします。ちょっと嫌なことがあったり、汗臭いなーと感じた時に香りを嗅いで安らかな気持ちになってみてください!


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