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【オーラルケア】口の中のトラブルだけでなく、ウイルス感染の予防効果も期待!

こんにちは!本日は各地で雪が降っていますね。ニュースやSNSでは子供たちが元気に雪で遊ぶ光景が見受けられました。東京23区は、大雪警報から注意報に変わり、予報よりは少ない結果となりました。また、明日以降から暖かい日が続き、春を感じさせるような気温になるそうです。週末お出かけする方は、雪が残っていたら滑らないように注意しましょう。



今回は、「オーラルケア」についてご紹介します。普段、髪やお肌のケアはやっている方が多いと思いますが、「口」のケアはいかがでしょうか?人は第一印象で判断します。身なりも大事ですが、顔を見て話すときに歯が汚れていたら、その印象が残ってしまいます。そこで「オーラルケア」についてご紹介していき、自信のあるお口に近づけてもらえたら嬉しいです。


目次


オーラルケアとは


オーラルケアの「オーラル」とは口を使うことを指し、「オーラルケア」とは虫歯や歯周病予防のために、口の中を清潔に保つことを指します。虫歯のせいで頭痛がしたり、歯周病菌が心臓病などの発症の要因になったりと、口腔の疾患は全身の健康にも関わります。

口腔内だけでなく全身の健康維持につながるのがオーラルケアです。

なお、介護の分野では口腔衛生指導や摂食・嚥下(えんげ)機能改善を目的としたリハビリなどもオーラルケアに含まれます。


正しいオーラルケアのポイント


⓵毛先がまっすぐにカットされた、自分の口の状態に合った柔らかさ(ふつう or やわらかめ)の歯ブラシを使う


②自分の悩み(虫歯予防・着色予防・知覚過敏ケア)に合った歯磨き粉を選ぶ


③歯ブラシの毛先は歯と歯ぐきの境目に直角に当て、歯周ポケットに入れ込むようにして細かく動かす


④フロス・歯間ブラシ・舌ブラシ・マウスウォッシュなども併用する


⑤最低1日2回(朝食後・就寝前)オーラルケアを行う


自分に合った歯ブラシの選び方


歯ブラシは以下のようなタイプがおすすめです。


・毛先はギザギザでなく真っ直ぐなもの

・硬さは「ふつう」か「やわらかめ


歯磨きに使う歯ブラシは、毛先がまっすぐにカットされた、最も一般的な形のものがおすすめです。ギザギザでなく真っ直ぐな方が、歯ブラシに均等に力がかかりやすいためです。

また、歯ブラシの硬さは、自分のお口の状態に合ったものを選びましょう。歯ぐきが薄いピンク色で引き締まっており、歯磨き中に血が出ることのない方は、ふつうの硬さの歯ブラシを使いましょう。

一方、歯磨きをしているときに歯ぐきが痛かったり、歯磨き中に血が出たりする方は毛の軟らかい歯ブラシがおすすめ。「歯周病予防」と書かれた歯ブラシを使うのもよいでしょう。


自分に合った歯磨き粉の選び方


歯磨き粉はあなたの悩みに合ったものを選ぶのが大切です。以下は歯の悩み別に着目してほしい成分です。


虫歯予防:フッ素濃度1,000ppm以上


着色予防:ポリリン酸ナトリウム


知覚過敏ケア:乳酸アルミニウム・硝酸カリウム


オーラルケア用品・グッズの選び方


オーラルケアに使えるグッズはさまざまです。人によって歯並びやお口の状態は違うので、自分に合ったものを選びましょう。ここからは、オーラルケアに使えるグッズと選び方を紹介します。


歯ブラシ

歯ブラシの形にはいろんなタイプがありますが、毛先がまっすぐなものは均等に力がかかりやすいです。そのため、基本は毛先がまっすぐにカットされているタイプがおすすめです。


ただし、歯並びによって歯間が磨きにくいと言った場合は、山切りカットや超極細毛などを選ぶといいでしょう。

ブラシの硬さには大きく「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3つがありますが、迷ったら「ふつう」を選ぶのがおすすめです。歯ブラシが硬いと歯を傷つけてしまうおそれがあり、逆に柔らかいと汚れがしっかりと落とせないことがあります。

一方、普段の磨く力が弱いならかためを、歯ぐきが弱く出血しやすいならやわらかめが良いでしょう。自分のお口の状況に合わせて選ぶのがポイントです。


デンタルフロス・歯間ブラシ

歯ブラシで磨くだけだと、どうしても歯の隙間に磨き残しが起きてしまいます。デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間を磨くことも大切です。


・デンタルフロス

歯と歯の間を清掃することができるグッズです。糸状になっていて、ブラシが入らないくらいの歯と歯の狭い隙間に滑らすようにして入れて使うことで、プラーク(歯垢)や食べかすなどを除去できます。

フロスにもいろんなタイプがあるので、自分に合ったものを選びましょう。


・歯間ブラシ

歯間ブラシも歯と歯の間を清掃することができるグッズです。小さなブラシの形状をしており、大抵は超極細タイプのSSSから普通タイプのMまで4段階のサイズに分けられています。


サイズ ブラシ通過径(mm) 適した部位

SSS ~0.8 隙間が最も狭い部位

SS 0.8~1.0 狭いものの、SSSだと緩い部位

S 1.0~1.2 少し広めの隙間。歯茎が下がっている部位など

M 1.2~1.5 やや広めの隙間

このように隙間の広さによって適したサイズが異なるため、自分に合ったものを選びましょう。

また、歯間ブラシにはI字型とL字型があります。前歯の隙間にはI字型、奥歯の清掃にはL字型がおすすめです。


タフトブラシ

毛束がひとつのヘッドになっている歯ブラシが、タフトブラシです。タフトブラシを使うと、普通の歯ブラシでは届きにくい部位も磨くことができます。

タフトブラシは大きく「山型」と「平型」に分けられます。歯と歯茎の境目、歯と歯の隙間などを磨くのには山型がおすすめです。平型のものは歯周ポケットの奥の汚れをかき出すといったときに適しています。


タフトブラシを使ったケアは、以下のような人に向いています。


・入れ歯を装着している人

・歯の矯正を行っている人

・口が小さくて普通の歯ブラシだけでは磨きにくい人

・歯科医院で磨き残しを指摘された人


マウスウォッシュ・デンタルリンス

マウスウォッシュとデンタルリンスも、オーラルケアに役立つアイテムです。

種類は洗口液と液体歯磨きがあります。どちらも液体で見た目は似ていますが、使い方が異なります。

洗口液は、口に入れてゆすぐだけのアイテムです。一方、液体歯磨きは歯磨き粉を液体化させたものです。ペースト状などの歯磨き粉と同様に、すすいだ後は歯ブラシで磨く必要があります。研磨剤が入っていないため、歯を傷つけないのがメリットです。

また、医薬部外品と化粧品の2種類があります。口のなかを浄化したり、スッキリさせたりするだけでなく、虫歯や歯周病予防、口臭予防を期待するなら、医薬部外品の商品を選びましょう。


電動歯ブラシ

歯ブラシが振動し、短時間で効率的に磨けるのが電動歯ブラシです。電動歯ブラシには、「回転式」「振動式」「(超)音波式」」などの種類があり、それぞれ特徴が異なります。


・回転式

円形のヘッドが左右にクルクルと回転して汚れを落とすので、しっかりと汚れが落ちているのを実感できるタイプです。歯を1本ずつていねいに磨きたい人に適しています。


・振動式

モーターでブラシを振動させることで汚れを落としていくタイプです。音波式と比較すると低価格のものが多く、電動歯ブラシがはじめての方でも気軽に試しやすいといえます。


・(超)音波式

音波式は200~300Hzの振動によって歯垢を落とすことができるタイプの電動歯ブラシで、歯垢にアプローチできるのが特徴です。

音波式をさらに高速にしたのが超音波式で、160~200万Hzという超高速振動で歯を磨けます。細かく振動する分、ほかのブラシでは落とせないようなバイオフィルム(微生物の集合体)などを落とす効果が期待できます。

また、電動歯ブラシを選ぶ際に確認したいのが、ヘッドの大きさです。

電動歯ブラシのヘッドの大きさはさまざまで、ヘッドが大きいものだと一度に広範囲を磨けるものの、奥歯は磨きにくいといったデメリットがあります。自分の口の大きさや歯並びに合ったものを決めることが大切です。


まとめ


正しい方法でオーラルケアを行い続けると、口の中のトラブルだけでなく、ウイルス感染の予防効果も期待できます。オーラルケアをサポートするグッズをそろえて、ていねいなケアを継続するようにしてみてください。




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